パンゲアの気まぐれ帳

気の向くままに、主に好きなこと(ダンス、小説、ネットゲームなど)について書き散らかす予定

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昨日、電車で往復3時間ぐらいかかる所にまで出かけてきた。 その際に持って行ったのが、塩野七生の「ローマ人の物語」の内の一冊。 
このシリーズは今更、一個人が紹介という言葉を使うのが馬鹿らしく思えるくらいの有名な作品。 自分はこのシリーズを一年以上前から読んでいるが、未だに終わってはいない。 その理由は、自分が外出する時にしかこの本を読まないから!
この回のタイトルにあるように、自分の作った格言の一つが「困った時に塩野七生」というもの。 つまり、誰かに会うために外出する、人通りの多いところに行く、デートに行くなどの際に、持っていける本の種類は限られている。 「はずかしくなく、特殊すぎず、自分が楽しめる本」である。
つまり、1.ライトノベルは表紙や挿絵があるため、いい年をした大人が人前で読むのは恥ずかしい。
2.特殊なジャンル、例えば、ドイツ軍名将列伝などを持っていったとしたら、話題の種にならない。
「何読んでいるの?」「ドイツのWW2時の将軍の一覧」「…おもしろい?」「うん」
これだけで会話が終わってしまう。
ある程度、名前が通っている作者や作品なら、それが会話のきっかけになる。
3.ほんの10分時間があって、その間に数ページ読むだけでも内容が面白く思える物。 となると、前後の展開や会話を把握せねばならない小説ではなく、様々な人々の数多くエピソードが簡潔に詰め込まれているこの作品は理想的である。 
よって、自分は自宅では絶対にこの本を読まないことに決めていて、常にかばんの中にこのシリーズの数冊を入れてある。
ちなみに、今読んでいるのは「終わりの始まり」の章である。
ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上)    新潮文庫ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) 新潮文庫
(2002/05)
塩野 七生

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今週は9月と同じように多くの架空戦記を読んだ。 冊数にすれば20冊は読んだと思う。 架空戦記の困ったところは、直ぐに絶版となってしまうこと。 結果としてアマゾンの中古本を買うことになる。 気に入った本は新刊でカバーをかけて保管しておきたいと望む自分にとっては大問題である。 

選択の余地はなかったので今週のお気に入りも中古のもの。 タイトルは「バトル・オブ・ジャパン」。 著者は青山智樹氏で、もちろんタイトルの由来はバトル・オブ・ブリテンからだろう。 
一応説明しておくと、バトル・オブ・ブリテンとは、第二次世界大戦でフランスを電撃戦で下したドイツが余勢を駆ってイギリスに攻め込もうとして始まったイギリス上空を舞台とする航空合戦のこと。 
この架空戦記でも、それを意識して日本上空の制空権を争う飛行機の戦いが序盤の中心的な話となる。 架空戦記としてはかなりの長編で合計8巻。
この本のIFはヒトラーがアメリカに移民していたという点で、聞いただけだと無茶苦茶に思えるが、それを感じさせないしっかりとした背景説明がいい。 また、ヒトラーや日本の大使の野村、日本、アメリカの将軍や大臣が人間味を感じさせる場面が何度も出てくるのはこの種の小説としては異色であり、魅力的である。 「なにわの総統」に似た物を感じる。 
バトル・オブ・ジャパン―連合艦隊壊滅す (ワニ・ノベルス)バトル・オブ・ジャパン―連合艦隊壊滅す (ワニ・ノベルス)
(1997/06)
青山 智樹

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先月からよく読んでいる架空戦記を探しに本屋に行ったが、架空戦記は1,2冊しか買わなかった。 
代わりに、近くの本棚で見つけたのが、「護樹騎士団物語」という本だった。
何となく題名と表紙に引かれて、ぱらぱらとめくった後に第一巻を買ってしまったのだが、その日の夜に読破した。 そして、次の日、つまり昨日には2巻から10巻までを一気に買って既に読み終わった。 久々に長時間続けて読書をした気がする。
内容はというと、かなり昔に読んだオーラバトラー戦記のような感じだった。 中世の封建社会のような領主と領民のいる世界ではあるが、領主は守護機と呼ばれるロボットのような物に乗って、領地を守ったり、他の領土を攻めたりする。 はっきりといって殺伐とした世界であり、好き嫌いが分かれる作品とも思う。 気楽なファンタジーのつもりで読まないほうがいい。
10巻まで読んで、まだ主人公の両親の生死や、最終的な目的がはっきりとは出てこないとは、大作なのか、大風呂敷を広げた駄作に終わるのか、不安なところではある。 それにしても、主人公よ。 お前が好きなのは誰なのかはっきりとしろ! 第一巻の表紙が気に入ったから買ったのに、その表紙に出てきた少女は悲惨な目に遭う上に、あまり出てこない。 おまけに、10巻までに主人公を気に入る女性が他に3人ほども…。 まさか「時の車輪」のランドのように一人に決められないのか…。 
護樹騎士団物語 螺旋の騎士よ起て!    トクマ・ノベルズ護樹騎士団物語 螺旋の騎士よ起て! トクマ・ノベルズ
(2005/04/16)
水月 郁見

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今年の12月にHoI2の拡張版であるArsenal of Democracy(AoD)が発売されるということで、その開発日記がパラドックスの掲示板にUPされている。 9月以降毎週のようにその日記を翻訳しているのだけど(今週は他の人がやってくれた。 感謝、感謝!)、思い返してみると、今年はずっと開発日記の翻訳ばかりをしている。 
去年から6月まではHoI3の開発日記を翻訳した。⇒HoI3開発日記日本語訳リスト
7月の終わりから8月にはHoI3のクイックスタートガイド全てやマニュアルの一部も翻訳した。⇒HoI3クイックスタートガイド日本語訳掲載ページ
そして9月からはAoDの翻訳をしている。⇒AoD開発日記日本語訳リスト
HoI3が安定してプレイできる状況だったなら、それに夢中になってこんな多くの翻訳をやったりはしなかったのだろうけど、今は将来発売されるゲームAoDのことを夢想してわくわくするしかできない.

ついでに言っておくと、HoI2DataWikiの各国戦略の手引きの内、ルーマニア、ペルシア、44年ドイツ、44年日本の4つは自分が書いたものです。 (44年日本はまだ書きかけだけど)⇒掲載ページ

MOD作者の方々には及ばないけど、自分もHoI2コミュニティにそれなりに貢献できているよね?
架空戦記だけど、日記のカテゴリを「戦記」に含めるのはまずいような…。 とりあえず小説のカテゴリで。

架空戦記のジャンルで、本土決戦という言葉が意味するのは、大抵、太平洋戦争が原爆の投下で終わらずその後の日本本土にまでアメリカ(または連合全体)が攻めてきたら、という設定で書かれた物。 どの作品も民間人を巻き込んでの戦闘で、日本の死者が敵方の死者を大幅に上回ると言う物ばかりで、暗い気分を更に鬱状態にしたいと思う時などには最適!

最初に紹介するのは大御所、檜山良昭先生の日本本土決戦。
これを含む本土決戦三部作を中学時代に読んだのは、その後の自分の精神的な成長や世界観にかなりの影響を与えたと思われます。 
当時から持っていたはずの本が引越しの際にどこかに紛れ込んでしまい今手元に無いので、あいまいな紹介になってしまいますが、アメリカの原爆開発が遅れ、45年の8月までに日本に原爆が投下されなかった為、軍部の強硬派が元気で降伏直前にクーデターが起こしたというのがこの作品のIFの部分。 その後の徹底抗戦の様子は本当に生々しかった。 クーデターの首謀者が辻で、東京防衛の責任者が石原という組み合わせを読んだ当時にはなんとも思わなかったけど、不思議な師弟コンビの役割分担だね。 この2人がその後の架空戦記の作者たちに人気なのも檜山先生の影響が大きいのかな?
子供心にも思ったこの先生の作品に共通する考えは、「一旦第二次世界大戦に加担してしまったらどのようなIFが起きようとも結局日本の戦後は大して差が無い物になる」ということだと思う。 アメリカの議会でこの先生の作品が問題作として取り上げられ、檜山先生がそれに対して反論したらしいが、第二次世界大戦を肯定しているわけではないと思える。
日本本土決戦―昭和20年11月、米軍皇土へ侵攻す! 長編スペクタクル小説 (1981年) (カッパ・ノベルス)日本本土決戦―昭和20年11月、米軍皇土へ侵攻す! 長編スペクタクル小説 (1981年) (カッパ・ノベルス)
(1981/11)
桧山 良昭

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2つめに紹介するのは羅門祐人先生の「帝国本土決戦」。 
これは原爆が投下されても尚、抵抗を続ける日本の様子を描いた物。 陸軍や海軍の上層部の大勢が戦争継続に賛成してクーデターに参加しているというのが檜山先生の作品とは異なるところ。 自分の場合は桧山氏の作品を先に読んでいたのでそれほど衝撃を受けなかったが、これを最初に読んでいたら、やはりかなりの精神的衝撃を受けただろう事は間違いない。
この本土決戦の意味があったのか、無かったのかを判断するのは読んだ読者に任せるというのが、この作者の考えの気がする。
帝国本土決戦〈1〉特攻作戦、発令! (コスモノベルス)帝国本土決戦〈1〉特攻作戦、発令! (コスモノベルス)
(2007/10)
羅門 祐人

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三作目は、橋本純先生の「鉄槌」。 これは上の二作とは異なり、作戦として本土にアメリカ軍を引き込むことを日本が選択するというもの。 政府や軍の上層部が一貫した目的を持って敵に対抗しているのがなし崩し的に本土決戦になってしまったというほかの作品とは異なっている。 その為、日本軍の作戦も大局を見据えた積極的なものが多く、娯楽小説として読んでも楽しめる作品となっている。
最後のまとめ方がかなりご都合主義的な感じがするが、小説としてはかなり良い出来。 架空戦記の名作の一つに上がっているのも納得。

鉄槌〈1〉1944迎撃!本土決戦!! (歴史群像新書)鉄槌〈1〉1944迎撃!本土決戦!! (歴史群像新書)
(2000/08)
橋本 純

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9月にはとうとう記事を書かずにすごしてしまいました。 以前は毎日のように書いていたブログも、一旦やめてから、しばらくしてまた始めても、過去の几帳面さは取り戻せないようです。

何も記事を書きませんでしたが、別に9月を寝て過ごした訳ではありません。 9月には、何故か狂ったかのように「架空戦記」を読み漁っていました。 ご存じない方もいると思うので説明すると、この「架空戦記」という本のジャンルは、歴史、特に戦争史のIFを追求した物です。 例えば、信長が本能寺を生き延びたらとか、日本が真珠湾を起こさなかったら等、という設定でその後の「架空」の歴史をたどる形を取る小説です。 

日本で人気のある架空戦記の時代と言うと戦国時代と、第二次世界大戦が二大テーマですが、先月自分が読み耽っていたのは第二次世界大戦物です。 

何となく大量にこの分野の本を買ってしまいましたが、後から考えてみると、HoI2を長くプレイしていることでこの時代のことを頻繁に考えること。 そして、続編のはずのHoI3が安定せず満足にプレイできていないので欲求不満の解消と言う意味で他にこの時代を体験できる物が欲しかったのかもしれません。

自分が中学の頃、架空戦記の大御所とも言われる檜山良昭先生が大逆転シリーズと呼ばれる架空戦記を立て続けに出していました。 このシリーズのほとんど全てを当時読みましたし、大好きでした。 ただ、その前後から、この架空戦記という分野が有名になり多くの作家が90年代にこの分野の本を出しましたが、それは自分にとっては「悪貨、良貨を駆逐する」とも言うべき状況でした。 なけなしの小遣いをはたいて面白そうな本を買っても、トンでも展開になったり、途中で打ち切りになったりということが繰り返された為、自然とこの分野を忌避するようになってしまっていました。 

今になって、またこの分野に足を踏み入れてみると、自分がいない10年以上の間に幾つもの名作がでており、又、それらを探すのも2chの専用スレでおすすめの名作一覧から選べばハズレにはなりませんでした。

次の記事では自分が気に入った架空戦記を紹介したいと思います。

パンゲア

Author:パンゲア
好きな振付師 マーサ・グラハム、ピナ・バウシュ、ウィリアム・フォーサイス。
好きなゲーム HoI2、EU3


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