パンゲアの気まぐれ帳

気の向くままに、主に好きなこと(ダンス、小説、ネットゲームなど)について書き散らかす予定

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日本語を勉強している外国人と話した事がある人は、日本語の微妙な言い方で「自然な」日本語との差異を感じた事があるだろう。 だが、そういった時に、どういった言葉をどんな時に使えばいいのかと論理的に説明できた人は少ないと思う。 (少なくとも自分には無理だ)

この本では、日本語を授業で勉強している海外の人が、どんな疑問をもっているのかが分かると同時に、日本人が何となく使っている言葉が実は間違いだらけだということを、外国人からの質問を通して知る事ができる本である。
内容は1-2ページで完結する超短編の漫画集となっており、それぞれのエピソード毎に、日本語教師である作者の解説のようなものが加えられている。 

思わず、クスッと笑ってしまう話が多く、肩の凝らない内容なので電車やバスの上でちょっと時間をつぶすにはもってこいの本だと言える。 自分はこれを読んで、直ぐに次の巻を注文した。
日本人の知らない日本語日本人の知らない日本語
(2009/02/18)
蛇蔵&海野凪子

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今朝から「補給戦」(著マーチン・ファン・クレフェルト)と言う本を読み始めた。 
2chのHoI2のスレッドにこの本が面白いと言うコメントが載っていたので、一読してみたいと思い買ってみたのだが、確かに面白い。 
最初の章を読んでから他の章をぱらぱらと飛ばし読みをしている段階だが、かなり易しく説明されているので、軍事用語の知識など無しに読むことができる。 戦史上の様々な有名人が行った(又は中止した)行為を補給の面から説明してもらうことで、それまで意味不明であったこれらの指揮官達の軍の行動がはっきりとした兵站上の理由によるものであることが分かり、すっきりとした気分になれる。 また、16世紀から20世紀前半まで続く世界中の兵力の増加が、兵站技術の向上と表裏一体の関係にあることが説明されており、なるほどな、と納得してしまった。 
兵站の問題こそが軍の運命を決める物であるということが、この本を読むとよく分かる。

できればこの本のように、日本の戦史においても兵站がどのような影響を与えてきたのかを説明してくれてある物があれば、ぜひ読んでみたい。 源平時代や南北朝時代の実兵力。 刈り取り前の穀物などを組織的に略奪する「刈り働き」を考える事での軍行動の制限。 また、人力車による補給隊でどの程度の距離のどの程度の人数を養えたのかなど知りたい事は山ほどある。
補給戦―何が勝敗を決定するのか (中公文庫BIBLIO)補給戦―何が勝敗を決定するのか (中公文庫BIBLIO)
(2006/05)
マーチン・ファン クレフェルト

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今回の記事は、本やゲームのことではなく今夜テレビで見ていた「のど自慢チャンピオン大会」について。
別に毎週のど自慢を見ているわけではないが、毎年一回のこの大会だけは見てしまっている。 

そして、今年の大会でグランドチャンピオンになったのは、静岡県静岡市のチャンピオン「ホベルト・カザノバ」さん。 ブラジル出身で日本人と結婚してこちらで暮らしている方らしい。
そういったことを何となく聞いていて、「ふーん、静岡か、隣町だな」とまず思った。

でももう一度思い直せば、自分の住んでいる清水は静岡と合併して、静岡市の一部になっていたのだった。 (未だ実感が無いけど)

案の定、ネットで調べてみると、この人の出た大会は清水区内で行われたものだった! 驚き!

外国出身の方で演歌歌手と言うとジェロが有名だが、ジェロよりも女っぽい感じの歌だった。

…まあそれだけの事。 ホベルトさん、おめでとー。 
一概にヨーロッパ史の分岐点と言っても、何を言っているのかと思われるだけだろう。 それはペルシア戦争かも知れず、ローマ帝国の勃興かも知れず、アメリカ大陸の再発見かも知れず、ルネッサンスかもしれない。 

だが、今回取り上げたいのはそれらの出来事ではなく、オーストリアのマリア・テレジアとプロイセンのフリードリッヒ2世についてである。 
中世からこの2人が出現する18世紀半ばまで、ヨーロッパの政治はオーストリアとフランスと言う東西の2大国の歴史でもあった。 それがこの2人の争いを境目としてプロイセン(⇒北ドイツ)とイギリスの2ヶ国を中心とした近世の歴史へと代わっていく。 
これはフリードリッヒがマリア・テレジアよりも優れていたことの証明ではなく、その前後の様々な偶然の産物でしかない。 ただ、ヨーロッパ史に輝くこの2人の名君主の争いは、幾つの本を読んでも尚、私を魅了してやまない。 ヨーロッパ史で私が最も好きな時代の1つである。

今回はその時代を取り上げた小説を1つ紹介。 藤本ひとみ氏による「ハプスブルクの宝剣」。 
主人公は架空の人物であるが、この小説は当時のヨーロッパの描写を上手く行っている。 自由な雰囲気のイタリアと、余裕を持った状態のオーストリア、そして軍事最優先のプロイセンが上手く対比されている。 国はあれども人の行き来は自由で国際結婚の結果としてフランス生まれの貴族がオーストリアで将軍となっていたり、バイエルンの君主が神聖ローマの皇位を要求していると言ったことでもヨーロッパ史の複雑さを知る事ができるであろう。 更に、ヨーロッパの経済に深く食い込んでいながらも、何かにつけては差別の対象となるユダヤ人の問題をこの小説では何度も取り上げている。
著者の藤本氏はユダヤ人が登場する小説を幾つも書いており、この問題には造詣が深いようである。
物語の内容としては、オーストリア継承戦争が舞台であり、フランツ・シュテファンに助けられて彼の部下となる主人公がその中で活躍すると言う話である。 
ぜひご一読あれ!
ハプスブルクの宝剣〈上〉 (文春文庫)ハプスブルクの宝剣〈上〉 (文春文庫)
(1998/06)
藤本 ひとみ

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おまけ:
私が大学時代に見て衝撃を受けた、マリア・テレジアの肖像画
Andreas_Moeller_001.jpg

パンゲア

Author:パンゲア
好きな振付師 マーサ・グラハム、ピナ・バウシュ、ウィリアム・フォーサイス。
好きなゲーム HoI2、EU3


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